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臓器移植 /ドナー
January 27, 2017
現在、日本国内の臓器移植手術待機患者数は約13,000人。
アメリカ国内の待機患者数は約119,000人ですが、手術件数も
日本をはるかに上回っており、臓器移植をとりまく環境の
違いが浮き彫りになっています。米国移植ネットワーク
(United Network for Organisation Network:UNOS)は、
全米各地の患者リストを管理し、移植可能となった臓器が
最適な患者に届くよう情報提供をしています。
2015年に行われた臓器移植手術件数とその内訳
米国 30,970件 (1日に行われる手術件数 約80件)
日本 315件
また、米国では18歳以上の半数以上(51%)、約1.3億人が
ドナー登録しているのに対し、日本は約120万人。
米国では脳死後の臓器提供が約32,000件、生体ドナーからの
提供は約6,000件となっていました。
臓器ごとの平均待機期間も米国では日本と比較すると
大幅に短い事が分かります。
腎臓 - 5年
肝臓 – 11ヶ月
心臓 – 4ヶ月
肺 – 4ヶ月
膵臓・腎臓 – 1.5年
膵臓 – 2年
情報元
アメリカ合衆国福祉保健省(US Deoartment of Health and Human Services)
organdonor.gov
Joyner.co.jp